牧場ツアーが戻る日々を夢見て

 そういえば北海道にももう長いこと行ってないですね、、、。

20180624 コスモヴューファーム 坂路コース / Cosmo View Farm

北海道 = 牧場ツアー

 Twitterだと函館や小倉の写真がバンバン上がっていて、なんだか取り残されている気分にもなりますが。こういうご時世ですし、クラブ法人(いわゆる一口馬主)の募集馬を見るための牧場ツアーもなかなか実施されず。自分の場合は「北海道 = 牧場ツアー」なので、北海道へ頻繁に行っていた時期がなんだか遠い昔のように感じられます。

 行ったこと無い人に「北海道の牧場に馬を見に行く」って話すと、ロマンあふれるイメージで目を輝かせて聞いてもらったりもするのですが、実際は過酷。夏の北海道は普通に暑いですし、限られたツアーの時間で雨が降ってしまえば全身レインコートで耐え忍びながらクラブで募集される馬をひたすた見ることに。なんの苦行なんだか、、、。

 それでも日常とは違う広々とした牧場で、未来ある募集馬を眺めるのは至福の時間。休養中の現役馬や産駒が募集される種牡馬を見せていただけるのもありがたいことですね。来年の夏こそは、また北海道へ気軽に行ける情勢になっていれば良いのですが。

続・抜群に良く見せる馬

 中には新馬から他を圧倒する馬もいるわけで。

20150131 キタサンブラック / Kitasan Black

キタサンブラックの新馬パドックはすごかった

 新馬戦のパドックは『後の未勝利馬も、GI馬も一緒に出てくる』ということで、走る馬を見分けやすいとも言われています。ただ、実際レースをやってみないと分からない部分も多いですし、馬券を買う前のパドックでそれが分かるなら今ごろとっくに成功しています(苦笑)

 それでも新馬戦パドックの時点で「この馬はヤバイかもしれないぞ」と思わせてくれたのが、2015年1月31日。上に写真を載せたキタサンブラックです。

 510キロの雄大な馬体で他を圧倒する迫力、1歩1歩のダイナミックな歩様。それでいてまだレースを知らず、気持ちが散漫であどけない気性。これが心技体ともに充実してくればどれだけ走ってくることか。一方で、大柄なだけでダイナミックな馬体を活かしきれず、そのまま現役を終えてしまう競走馬もたくさんいるわけで。この馬は一体どちらに転ぶことになるのか、、、。

 この新馬戦には他にも538キロ、510キロの馬が出ていたので、決して馬体の大きさだけで「抜群に良く見せて、他を圧倒している」と感じたわけではないです(苦笑) それでもそこからGIを7勝、歴史に名を残す競走馬にまで上り詰めるとはさすがに想像できなかった。

 産駒は現2歳世代が初年度。まだJRAでは勝ち馬が出ていませんが、キタサンブラック自身が3歳になってからのデビューでしたので、まだ慌てる必要はないでしょう。抜群に良く見せる大物を輩出してくれることを願って。

抜群に良く見せる馬

 ダノンプレミアムだけではない、抜群に良く見せる馬。

20131006 エイシンフラッシュ / Eishin Flash

エイシンフラッシュは、ずっと見ていたくなる

 黒光りしている馬は、他と比べて2割増しぐらいで良く見えてしまうというのはあるのですが、それを差し引いたとしてもエイシンフラッシュは見栄えがして良い馬でした。上に載せた毎日王冠での返し馬は、これまで撮影した中でも特にお気に入りの写真。プリントをして、今でも部屋に飾っています。そしてこのレースが現役時代に勝った最後のレースだったんですね。

 これぐらいの雰囲気を漂わせている馬は、なかなか存在しないので、パドックでこれぐらいオーラを放っている馬がいたら迷わず買いましょう。まぁ、見た目とレース結果とが必ずしも直結しないのが、競馬の難しいところでもあるのですが。

ダノンプレミアムの引退

 安田記念パドックでの雰囲気、一生忘れない気がします。

20210606 ダノンプレミアム / Danon Premium

抜群だったダノンプレミアムの存在感

 メンバーが揃った2021年の安田記念。ただ、多くの出走馬は若さやイレコミ、暑さゆえのテンションの高さが目立ってしまい、お世辞にも良いといえない出来に思えました。そう、ただ1頭を除いては。

 ダノンプレミアムだけはテンションも高くなく、灼熱のパドックもどこ吹く風。担当さん2人との間合いも抜群で悪さをすることもなく、パドックの内側を淡々と、それでいて優雅に周回していきます。2歳王者で天皇賞・秋での2着4着経験もあり、実績からしても文句なし、これは間違いなく走る、、、!

20210606 ダノンプレミアム / Danon Premium

 って、思ったのですけどね。直線で『ダノンが!』って聞いたときは「プレミアムやっぱりきた!」ってめちゃくちゃテンション上がったのですが、まさかのダノン違い。そしてこのレースがラストランになるなんて。

 速さと、あのパドックで感じた迫力を、ぜひ産駒にも伝えてもらいたいなと。

小倉開催もはじまった

 夏は函館だけじゃなく、小倉開催もあるわけで。

20120819 ワタシマッテルワ / Watashi Matteruwa

北九州空港から小倉の街へ

 函館と同じように、小倉の街も遠征にはピッタリの場所。便数を考えて福岡空港や博多駅を起点にする方が多いみたいですが、東京からなら黒いスターフライヤーの飛行機で北九州空港に行き、そこから小倉市内まで空港連絡バスというのがオススメ。

 2012年に遠征したときには、金曜に仕事を片付けてから羽田空港に向かい、20時とか21時に出発するスターフライヤーで北九州空港へ。飛行機と連絡バスとはほぼ連動してくれているので、日付がかわるかどうかというところで小倉市内のホテル着。土日はしっかりと競馬を楽しみ、月曜に観光してスターフライヤーで帰るというプランを組みました。このプランだと混雑する土日を避け、たとえお盆の期間でも飛行機を確保しやすいというメリットもあります。

 コロナが明けたら小倉競馬場にもまた遠征したいですね。

函館開催、はじまりました

 いよいよ、夏の函館開催はじまりましたね。

20100724 函館競馬場 / Hakodate R.C.

夏を呼ぶ函館競馬場が恋しい

 函館競馬場へ足を運んだのは2010年。ちょうどスタンドがリニューアルされた年ですね。こうやって一応スタンドの写真も撮っていますが、ひたすらパドックに居た記憶しかないような(苦笑)

 競馬場も函館の街自体もコンパクトで、とても居心地が良かったのを覚えています。今は新幹線も通っていますが、当時は未開通。皆がほぼ飛行機での移動となるので、函館空港で某アナウンサーやら某調教師やらとも遭遇しましたっけ。

 飛行機やホテルは早めに埋まってしまいますし、街を走る市電は終電がとても早かった記憶もあります。函館競馬場への遠征計画を立てている方がいれば、早めの決断と行動をオススメします。

あの日のアルコールは格別だった

 競馬場だけじゃなくて、スタジアムでも酒は美味いんですよ。

20131117 BISTRO GAMBAR

ACLもJ2も、勝てば最高に嬉しい

 競馬場はもちろんのこと、サッカースタジアムでのアルコールも格別です。勝てばいくらでも飲めるし、負ければ紙コップに残ったビールがたまらなく苦い。ずっとJリーグのガンバ大阪を応援していて、最近は苦く感じることが多いような気がしないでもないですが。

 ガンバ大阪の獲得タイトルは、公式では9つ(J1リーグ2回、ヤマザキ杯2回、天皇杯4回、ACL1回)となっているのですが、個人的に忘れられないのが回数にカウントされていない2013年。まぁこの年にがっつり応援しはじめたというのもあるのですけど。

 前年にJ1から降格し、J2を戦った2013年のシーズン。苦しみながらも優勝を決めた万博記念競技場(当時ガンバのホームスタジアム)の雰囲気はとんでもなかった。

 場内でも場外でも見知らぬ人同士でハイタッチしてるし、どこからか選手が掲げたばかりの優勝シャーレが出てきてみんなベタベタ触ってて、優勝プレートとともに選手と同じ気分になって代わる代わる記念撮影。まぁもうみんなもれなく酔っ払ってる。自分も他大勢の知らない皆さんとプレートに並んで写真撮ってもらったハズなんだけど、誰のカメラで誰に撮ってもらったかなんて全然覚えてない(笑)

 上に写真載せた売店にしても『よし!酒も食べ物も全部タダでいい。店員も飲め!飲んで食べながら皆さんにも配れ!』って大盤振る舞い。周囲はとっぷり暗くなった万博で、スタジアムの周りだけがずっと明るくて、みんな幸せそうな顔しながら余韻にひたっている雰囲気が最高にたまらなくて。

 もちろんもうJ2には落ちたくないけど、J1でも、今戦っているACLでも、なんだったらU23が所属してたJ3でも勝てたら嬉しい。そうして飲むアルコールは格別に美味しいに決まってます。

禁じられた競馬場でのビール

 前回の記事でエンディングについて書いたけど、まだだ。まだだった!

20190428 ザ・プレミアム・モルツパーティー / The Premium Malt's Party in Tokyo R.C.

競馬場で飲むビールは最高だった!

 まったくもって当たらない抽選を突破すれば競馬場に入ることは出来るのですが、コロナ禍とあって今現在はアルコールの販売なし&持ち込み不可。こんな状況でエンディングを迎えるのはまだ早い。頭がくらくらするぐらいの暑さを乗り越えて、冷たいビールを一気に飲み干すまでは諦めたらいけません。

 2020年は無観客、2021年は条件付き入場だったので、春のクラシック戦線とともに内馬場で200円のビールを飲みまくったのは2019年が最後。って、実際は内馬場までが遠いので、1杯とか2杯でパドックにUターンしてましたけど。

 知り合いともよく話しますが、競馬場に入れることも喜びですが、やはりアルコールと食べ物もセットになってこそが競馬場の本来の姿。いつかコロナが収まって、アルコールが解禁されたなら、快晴の内馬場でビールを飲みまくる最高の1日を過ごしたい!(って言いながらきっとパドックやレースが気になるんだろうな、、、笑)

人生のエンディング

 ブログ開設の翌日が、いきなりエンディングって。

滅多にないことでも起こるときは起こる

 力及ばずながらもやれるだけのことをやって、見たかったものが見られて。そして、思っていた以上の結果が得られる充足感。まぁそんなことは滅多になくて、大半の場合は呆然としながら帰ることになるのですが。

 そんな滅多にないことが起きたのが先日の阪神競馬場への遠征でした。「とにかく宝塚記念が見たい!できることなら前日土曜も競馬を現地で満喫したい!」と思っていたら土曜の指定席が当たり、なんと宝塚記念も席を融通していただけることに。

 そんなこんなでワクワクしていたら土曜に白毛ファミリーのママコチャ、ダノンハーロックの参戦も決まって、ますますテンションはアップ。競走馬だったらパドックに出てくる前に暴れてレースで結果出せないタイプです(苦笑)

それは突然にやってくる

 当日はウキウキで朝から競馬場へ向かうと、そこには絶望しかない光景が。

 こんなの絶望しかない。望んでいたのは白い馬であって、白いミストではない。最前列での撮影を早々に断念して、少し離れた場所からひたすら枚数撮って、まぐれ当たりで数を稼ぐ作戦。それでもまったく手応えないままに1日が過ぎて、迎えた最終レース。

 おお!!ダノンハーロック勝った!白毛が勝ったぞ!!!

 ようやく報われた。写真はダメでもダノンハーロックが勝つ場面に立ち会えただけで充分じゃないか。良かった。せっかくの記念だし払い戻しの確定画面でも撮影してみようか、、、。

 !!!!

 突然ターフビジョンに大写しされるダノンハーロック。画像だとあまり感じないかもしれないですが、目の前すべてを白毛で覆われるようなそんな感覚。目の前が真っ白で、1日の疲れでフワフワして、これは夢か幻か。それとも走馬灯か。きっと理想的な人生のエンディングはこんな感じなのではなかろうか。。。

だばろぐ、再始動。

 なんどもなんども使いまわしな、このブログのタイトル。なんだかんだ戻ってきてしまいますね。なぜか。

20190511 ぐでうまのぐでぐでピクニック

ダラダラと続けられる場所に

 ふだんはTwitterでダラダラと書き流してるのですが、最大140文字となると長文を書くには向かず。かといって放置したブログ。。。競馬でいえば「Turfwave525」、サッカーでいえば「Awaywind」と2つのブログが存在していて、ドメインやサーバーの費用も未だに支払っている(そしてたまに忘れる)のですが。

 ブログ執筆用に写真をしっかり準備して、それにまつわる長い文章をキチンと仕上げて、、、という手順が面倒になり完全に放置。とりあえず伝えるだけならTwitterでいいよね、となりがちで最終更新が2年前とか3年前、、、。

 そんな状況を打ち破るべく、今までのブログより少し息抜きしながら、更新続けられそうな場所を作っておきたいかなと思った次第。過去に存在した「だばろぐ」も気ままに日々書きなぐっていたのですが、今回もそんなコンセプトで。理想は写真1枚とその説明だけにしたい。と言いつつも一旦書きはじめると毎回長くなるのだけども。

 あまりにも放置しすぎているため、Amazonの商品の写真を載せてリンク貼って小銭稼ぎだ!っていうのも売り上げがアレなせいで制限かかってるので、ひとまずトップページにリンクを貼ってみる。今後いろんな宣伝とか投げ銭とかブログのデザインが変わったりしていくかもしれません。しないかもしれません。