し/シ(その2)

じゃぱん・かっぷ・だーと 〜 しりうす・すてーくす
■ このページに収録している用語
ジャパンカップダート
ジャパンダートダービー
秋華賞
秋華賞トライアル
重賞
出走奨励金
障害
障害騎手
障害免許
シリウスステークス
 「ジャパンカップ」以前の用語は → その1
 「シルクロードステークス」以降の用語は → その3

じゃぱん・かっぷ・だーと【ジャパンカップダート】

最終更新:2010/12
 阪神競馬場のダート1800mで行われるG1レース。ダートでは日本初とな
る国際招待のレースで、ヨーロッパやアメリカなどで活躍する実力馬を招待
し、国内のJRA所属馬、地方馬がそれに立ち向かうことになる。英字表記
ではJapan Cup Dirt。

 ジャパンカップダートが創設されるまでは、フェブラリーステークスがJ
RAで唯一のダートG1として開催されていた。次第にダートレースの重要
性が認知され、またレースそのもののレベルが上がりつつある中で、更なる
G1の増加と2000mでのG1実施が渇望されるようになった。そこで2000(
平成12)年になって新たに創設されたのがジャパンカップダートだった。東
京競馬場のコース形態の都合で2000mではなく、2100mでの開催となったも
のの、ダートを得意とする馬の秋の大目標として重要な意味合いを持つこと
になった。しかしアメリカをはじめとして外国馬の参戦が少ないことなどか
ら2008(平成20)年に条件を一新。ジャパンカップの前日ではなく、1週後
の開催となり、舞台も関西へと移して阪神競馬場のダート1800mで実施され
ることになった。

 ジャパンカップダートの重要な前哨戦になるのが武蔵野ステークスと2010
(平成22)年に新設されたみやこステークス。地方競馬の祭典であるJBC
クラシックや金沢競馬場で開催される白山大賞典から挑戦する馬も多い。こ
のレースを走った後はフェブラリーステークスに向けて休養に入るか、ある
いは大井競馬場で行われる暮れの大一番、東京大賞典を目指すことになる。

 一方で外国馬はアメリカからの参戦がほとんど。ヨーロッパではダートの
レースがほとんど行われていないために、このレースで初めてダートを経験
するという馬もいる。なお、外国馬が出走できる上限は8頭。

 用語 >> フェブラリーステークス 外国馬 ジャパンカップ
     武蔵野ステークス JBCクラシック 白山大賞典
     東京大賞典

レースの格

G1

開催競馬場

阪神競馬場

距 離

ダート・1800m

出走条件

3歳以上・定量

賞 金

1着:1億3000万円

レース優勝馬
歴代記録

2000年:ウイングアロー
2001年:クロフネ          [詳細]
2002年:イーグルカフェ       [詳細]
2003年:フリートストリートダンサー [詳細]
2004年:タイムパラドックス     [詳細]
2005年:カネヒキリ         [詳細]
2006年:アロンダイト        [詳細]
2007年:ヴァーミリアン       [詳細]
2008年:カネヒキリ         [詳細]
2009年:エスポワールシチー     [詳細]


じゃぱん・だーと・だーびー【ジャパンダートダービー】

最終更新:2008/07
 大井競馬場のダート2000mで行われているJpn1レース。3歳のダート王を
決める1戦で、東京優駿(日本ダービー)のダート版と言える存在。JDD
(=Japan Dirt Derbyの頭文字)などと省略されて書かれることもある。

 このレースの前身といえるレースが秋に実施していたスーパーダートダー
ビー。大井競馬場が属する南関東地区の馬だけではなく、中央競馬の馬や他
の地方競馬所属馬も参戦するレースとして行われたが、格付けはG2(南関
東G1)でしかなかった。どうしてもG1レースとして開催したかった主催
者の意向で新たに作られたのがこのジャパンダートダービー。その思惑通り
1999(平成11)年に行われた第1回からG1(2007年以降はJpn1)として毎
年激戦が繰り広げられている。一方のスーパーダートダービーは名称をスー
パーチャンピオンシップへと変更、格付けも南関東G2に落として引き続き
実施していたが、2001(平成13)年を最後に廃止された。

 現在のジャパンダートダービーは、南関東地区の3歳クラシックレースの
最終戦という意味合いがある他、中央競馬のダートを得意とする馬や他の地
区の強豪が集結するレースになっている。南関東の馬はクラシック第2弾と
なっている東京ダービーから、中央競馬の所属馬はユニコーンステークスや
兵庫チャンピオンシップから、他の地方競馬の馬はそれぞれの地元で開催さ
れる重賞から挑むことになる。このレースでナイター競馬をはじめて経験す
る馬や、特殊な大井のコースに苦しむ馬も多いため、前評判の高かった馬が
あっけなく惨敗するケースも少なくない。そんな中で、各地に積極的に遠征
して経験を積んだ馬が活躍する傾向にある。また、逃げ馬が好成績を上げて
いる点にも注目したい。

 用語 >> 大井競馬場 東京優駿 ユニコーンステークス
     兵庫チャンピオンシップ

レースの格

Jpn1

開催競馬場

大井競馬場

距 離

ダート・2000m

出走条件

3歳・定量

賞 金

1着:5000万円

レース優勝馬
歴代記録

1999年:オリオンザサンクス
2000年:マイネルコンバット
2001年:トーシンブリザード     [詳細]
2002年:ゴールドアリュール     [詳細]
2003年:ビッグウルフ        [詳細]
2004年:カフェオリンポス      [詳細]
2005年:カネヒキリ         [詳細]
2006年:フレンドシップ       [詳細]
2007年:フリオーソ         [詳細]
2008年:サクセスブロッケン     [詳細]


しゅうか・しょう【秋華賞】

最終更新:2010/10
 京都競馬場の芝2000mで行われる3歳牝馬のG1。同じように3歳牝馬だ
けが出走できる桜花賞、優駿牝馬(オークス)とともに「牝馬3冠レース」
と呼ばれる。ただし、歴史が比較的浅いレースのため、他の2つがクラシッ
クや8大競走に含まれるのに対して、秋華賞はどちらにも含まれない。

 第1回が行われたのは1996(平成8)年。前年まで3歳牝馬にとって秋の
最大目標となっていたエリザベス女王杯が4歳以上の牝馬も出走できるよう
になったことから、この年に新たな3歳牝馬限定のG1レースとして創設さ
れた。秋の3歳女王決定戦という意味合いを持つほかにも、4歳以上の牝馬
と戦うことになるエリザベス女王杯への前哨戦という意味合いもある。

 ローズステークス、紫苑ステークスが秋華賞トライアルに指定されている
ことから、2つのレースのどちらかを使ってから秋華賞へと臨む馬が大半と
なる。また、ローズステークス(3着以内)、紫苑ステークス(2着以内)
で上位だった地方競馬の所属馬も出走が可能なほか、春のG1である桜花賞
優駿牝馬で1着になった場合でも地方所属のまま出走できる。

 2008(平成20)年は1着ブラックエンブレム(11番人気)、2着ムードイ
ンディゴ(8番人気)、3着プロヴィナージュ(16番人気)の順となり、3
連単の配当はJRAの重賞史上最高額となる10,982,020円を記録した。

 用語 >> 桜花賞 優駿牝馬 エリザベス女王杯 ローズステークス
     秋華賞トライアル
 資料 >> トライアルレース一覧

レースの格

G1

開催競馬場

京都競馬場

距 離

芝・2000m

出走条件

3歳牝馬・馬齢

賞 金

1着:8900万円

レース優勝馬

2000年:ティコティコタック
2001年:テイエムオーシャン     [詳細]
2002年:ファインモーション     [詳細]
2003年:スティルインラブ      [詳細]
2004年:スイープトウショウ     [詳細]
2005年:エアメサイア        [詳細]
2006年:カワカミプリンセス     [詳細]
2007年:ダイワスカーレット     [詳細]
2008年:ブラックエンブレム     [詳細]
2009年:レッドディザイア      [詳細]


しゅうかしょう・とらいある【秋華賞トライアル】

最終更新:2007/06
 3歳牝馬の秋の大目標となる秋華賞に優先して出走できる権利が与えられ
るレースのこと。秋華賞に出走するためには賞金を多く所有していることが
必要となるが、優先権を持っている馬であれば賞金額などに関係なく秋華賞
へ出走することができる。

 優先出走権が与えられるのは重賞のローズステークスで3着以内だった馬
とオープンの紫苑ステークスで上位2頭になった馬。ただし、外国産馬はこ
れらのレースで上位になっても優先出走権は発生しない。

 用語 >> 秋華賞 ローズステークス 外国産馬
 資料 >> トライアルレース一覧

秋華賞への優先出走権が与えられるレース

 ローズステークス(Jpn2)        対象:上位3頭
 紫苑ステークス(オープン)       対象:上位2頭
 ※ 外国産馬は優先出走権の対象外となる


じゅうしょう【重賞】

最終更新:2007/06
 賞金の額が他のレースよりも高く設定されていて、レベルの高い馬が集ま
るようにしているレースのこと。副賞が用意されていたり、著名な人物によ
る表彰が行われたりすることもある。重賞にはG1からG2、G3といった
ランクがつけられていて、その中でもG1が最もランクが高く、賞金も高額
になっている。「G」は重賞の英訳である「Grade(グレード)」の頭文字
からとったもので、G1(グレードワン)、G2(グレードツー)、G3(
グレードスリー)と呼ぶこともあれば、G1(ジーワン)、G2(ジーツー
)、G3(ジースリー)とも呼ぶこともある。

 2007(平成19)年からは外国馬が出走できない場合や、出走馬のレベルが
一定以上でない場合には「G1」〜「G3」の表記が使用できなくなったた
め、その代わりに「Jpn1」「Jpn2」「Jpn3」という表記も使われている。

 また、障害レースの場合には、「Jump(ジャンプ)」の頭文字である「J
」をつけてJG1、JG2、JG3となっている他、地方競馬では東海地区
で独自に設定した「SP1」や、北海道の頭文字をつけた「HG1」など、
独自に表記していることもある。いずれも「1」が最もランクが高く「3」
が1番下であることは変わらない。また、重賞では無いレースのことは「平
場(ひらば)」と呼んでいる。

 用語 >> 外国馬 障害

しゅっそう・しょうれい・きん【出走奨励金】

最終更新:2007/06
 レースで6着〜10着になるとJRAから支給されるお金のこと。1着〜5
着までに支給される本賞金とともに「賞金」と呼ぶ場合もある。支給される
金額は1着馬に与えられる本賞金が基準になっていて、6着の場合は(1着
賞金の)7%、以下7着が6%、8着5%、9着3%、10着2%となってい
る。ただし、重賞以外のレースでは8着までしか支給されない(一部の特別
レースは9着2%の支給あり)。

 ただし、1着馬の走破タイムを基準にして、あらかじめ決められた秒数(
下表参照)以内で走破していることが条件で、基準の秒数よりも遅かった場
合には奨励金の対象外となる。

 用語 >> 本賞金

コース

距離

支給対象となるタイム
(基準は1着馬のタイム)


(OP除く)

1400m未満

+3秒以内

1400m以上
2000m未満

+4秒以内
(新馬、未勝利は+3秒)

2000m以上

+5秒以内
(新馬、未勝利は+4秒)

ダート
(OP除く)

1400m未満

+4秒以内

1400m以上
2000m未満

+5秒以内
(新馬、未勝利は+4秒)

2000m以上

+6秒以内
(新馬、未勝利は+5秒)

障害
(特別除く)

+8秒以内

ダート

+10秒以内

※ オープン競走、障害の特別競走ではこの表は適用されない。2007年現在

しょうがい【障害】

最終更新:2006/10
 コースに極端な高低差をつけたり、生け垣などの障害物を設置したりして
ジャンプ力やスタミナを競うレースのこと。また、設置してある物体そのも
のについても障害(または障害物)と呼ぶ。障害レースでない普通のレース
は平地(ひらち)と呼んでいる。

 1999(平成11)年から更に障害のレースを発展させるため「ジャンプレー
ス」という愛称がつけられている他、障害の重賞レースは「JG1」から「
JG3」までのジャンプグレードと呼ばれる独自の格付けがされていて、最
も格の高いJG1には中山大障害と中山グランドジャンプの2つがある。

 以前は一部の地方競馬でも障害レースが開催されていたものの、現在国内
ではJRAでしか開催されていない。1日1レース(開催されない日もある
)とレースの数そのものは少ないが、騎手と馬とが一体となって高い障害を
飛び越える(飛越ともいう)シーンなど他のレースには無い独特の魅力があ
るために、根強いファンが存在する。一方で危険度も格段に高くなるため、
騎手に支払われる手当などは他のレースよりも高く設定されている。

 用語 >> 中山大障害 中山グランドジャンプ

しょうがい・きしゅ【障害騎手】

最終更新:2006/10
 障害レースに出ることができる騎手のこと。騎手の免許は平地と障害とで
別々になっていて、障害免許を持っている騎手がこれに該当する。JRAの
騎手はデビューする際に両方の免許を所有しているが、障害レースに騎乗す
る騎手は少ない。

 用語 >> 障害 障害免許

しょうがい・めんきょ【障害免許】

最終更新:2006/10
 障害レースに出るために必要な許可証のこと。JRAの騎手はデビューす
る際に両方の免許を持っているものの、平地のレースにしか騎乗しない騎手
は、障害の免許だけを返上することもある。

 用語 >> 障害

しりうす・すてーくす【シリウスステークス】

最終更新:2010/10
 阪神競馬場のダート2000mで行われているG3のレース。レース名のシリ
ウス(Sirius)は最も明るく見える星で、冬の大三角の一角をつかさどるこ
とでも有名なおおいぬ座の一等星。

 以前は芝1200mのオープンとして行われていたシリウスステークスが重賞
へ昇格したのは1997(平成9)年。同時に条件もダートの1400mへと改めら
れた。重賞になってからは阪神競馬場で12月末にレースが行われていたが、
2001(平成13)年からは9月下旬へと時期が繰り上げられ、JBCスプリン
トや武蔵野ステークスなど、秋のダート重賞へ向けての前哨戦という意味合
いが強くなった。また、コース改修によってダート2000mのレースが可能に
なったことから、2007(平成19)年から距離を延長してダート2000mで実施
されるようになった。

 1997(平成9)年に地方競馬の所属馬も出走が可能となり、5頭を上限と
しながら、JRAの馬とともに上位を競う。

 用語 >> JBCスプリント 武蔵野ステークス

レースの格

G3

開催競馬場

阪神競馬場

距 離

ダート・2000m

出走条件

3歳以上・ハンデキャップ

賞 金

1着:3800万円

レース優勝馬

2005年:ブルーコンコルド      [詳細]
2006年:メイショウバトラー     [詳細]
2007年:ドラゴンファイヤー     [詳細]
2008年:マイネルアワグラス     [詳細]
2009年:ワンダーアキュート     [詳細]

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